オルソケラトロジーというネーミング、普通に生活しているとなかなか聞かない単語です。でも、きっとこの名前を耳にしたことのある人は、少なからず自分の視力や家族の視力に不安を感じていて、回復の方法を探している人なんじゃないかな?と思います。

 

普段メガネやコンタクトレンズを使っている者や、家族の視力が悪いと言われた者にとっては、視力矯正、ひいてはできることなら視力回復や悪化の予防は切実な問題で、裸眼で問題なく生活できる人にはわからない心配や不安があります。藁にもすがる思いで色々な方法を探す人も多いのではないでしょうか。

 

簡単に言えばオルソケラトロジーっていうのは、特殊なコンタクトレンズを装着することで、視力を回復させる治療法のことです。「オルソ」というのは「矯正」、「ケラト」というのは「角膜」という意味で、「ロジー」は方法という意味の接尾辞ですので、オルソケラトロジーというのは日本語でいうと「角膜矯正治療法」という意味になります。その治療に用いるコンタクトレンズの名称だと勘違いされていることも多いのですが、治療法自体の名前のことなのです。

 

具体的には、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着して執心することで、角膜の形を変形させて癖付け、網膜にうまく焦点が合うように偏光させるという方法です。変形した角膜が元の形に戻るまでの間はうまく焦点が合うので、眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正器具を使うことなく、裸眼で問題なく生活できるようにする治療法です。

 

このオルソケラトロジーというのは効果だけでいえばすべての人に作用させることが可能で、しかも手術なしで視力矯正ができるということが最大の魅力です。その効果は 手術のように1度装着すれば恒久的にというわけにはいきませんが、逆に考えれば「合わない」と思ったら治療を白紙に戻せるというメリットになるとも言えます。

 

ちなみに最近ではオサートという治療法も出てきていますが 、これはオルソケラトロジーは進化したようなもので、完全オーダーメイドのレンズでの治療になるため、費用がオルソケラトロジーの数倍になるので、身近な治療法としてはオルソケラトロジーを選択する人も多いのではないでしょうか。

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