基本的にオルソケラトロジーのレンズの広告は薬事法によって禁止されているので、私たちがその費用を知ろうとしてみてもなかなか具体的な数字が出てこないことが多いです。なんとなく「高額だ」「十万円は軽く越える」というようなイメージは間違ってはいませんが、具体的にはどれくらいの費用がかかるのかはとても気になるところです。

 

そもそもこのオルソケラトロジー自体が健康保険適用外の治療法です。健康保険適用外と言っても、どこかのサロンや通販でレンズを手に入れられたり、施術に踏み切れるわけではなく、ちゃんと眼科を受診して、治療の一貫として医師の指導のもとに始めることのできる治療法ですので、個人的にレンズを入手できるという発想は間違っています。歯医者でいうとフッ素の塗布やインプラント、内科でいうとインフルエンザなどの自費の予防接種や人間ドックをイメージすると分かりやすい様に思います。意外なところでは出産や妊婦検診も健康保険適用外ですね。

 

この健康保険適用外の治療の費用については、基本的にお医者さんが自由に料金を設定できることになっています。材料費というか治療に用いる器具や薬品やワクチンなどの値段は日本全国どこもかしこも原価は同じなのですが、そこにお医者さん自信の技術料が加味されるわけで、その金額はお医者さん自信が自由に設定できることになっているのです。ちなみにフッ素や予防接種では健康保険適用の治療になったり、公費補助があったりもしますが、オルソケラトロジーの場合は完全に自己負担です。

 

なので、具体的な金額を知るためには、自分が通う眼科に直接聞くしかないわけですが、レンズ代金は大体、1枚20000円〜50000円で、検査代や毎月〜3ヶ月ごとの定期検診料で、年間20万円以上かかるところが多いようです。し、もちろん行く病院によってはもっと費用がかかるところもあります。

 

年間に20万円ということは1ヶ月あたり17000円くらいかかってくるので、そこそこの出費になりますし、初期費用としてまとまって必要にもなってきたりします。健康保険適用外であっても医療費控除対象にはなるので、申請を忘れないようにしておきたいですね。

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