自分でできる視力回復法へ
オルソケラトロジーというネーミング、普通に生活しているとなかなか聞かない単語です。でも、きっとこの名前を耳にしたことのある人は、少なからず自分の視力や家族の視力に不安を感じていて、回復の方法を探している人なんじゃないかな?と思います。普段メガネやコンタクトレンズを使っている者や、家族の視力が悪いと言われた者にとっては、視力矯正、ひいてはできることなら視力回復や悪化の予防は切実な問題で、裸眼で問題なく生活できる人にはわからない心配や不安があります。藁にもすがる思いで色々な方法を探す人も多いのではないでしょうか。簡単に言えばオルソケラトロジーっていうのは、特殊なコンタクトレンズを装着することで、視...
目はどうやってものを見ているのかを理解すると、オルソケラトロジーが、なぜ有効なのかということがわかってきます。目っていうのは丸い玉の奥に網膜という「点」があり、目の前方の外側に角膜というカバーがあります。角膜の内側には水晶体というレンズがあって、目に入ってきた光は角膜を通して水晶体に入ります。単純にいうと角膜に入った光が全部集まって、網膜という点に集まることで人は「ものをはっきりと見る」ことができるんですね。ところが「面」で入ってきた光はそのままでは「点」にはなりません。ここで必要になってくるのが水晶体という「レンズ」なわけです。この水晶体は光を屈折させてピントを合わせていく役割をしているので...
基本的にオルソケラトロジーのレンズの広告は薬事法によって禁止されているので、私たちがその費用を知ろうとしてみてもなかなか具体的な数字が出てこないことが多いです。なんとなく「高額だ」「十万円は軽く越える」というようなイメージは間違ってはいませんが、具体的にはどれくらいの費用がかかるのかはとても気になるところです。そもそもこのオルソケラトロジー自体が健康保険適用外の治療法です。健康保険適用外と言っても、どこかのサロンや通販でレンズを手に入れられたり、施術に踏み切れるわけではなく、ちゃんと眼科を受診して、治療の一貫として医師の指導のもとに始めることのできる治療法ですので、個人的にレンズを入手できると...
オルソケラトロジーというのは、特殊なコンタクトレンズによって角膜を一定のかたちに長時間固定することで、そのかたちに癖付ける治療法です。レンズを外しても、角膜がレンズで矯正したかたちに癖付いて変形しているので、その癖がとれてしまうまでの間は裸眼で問題なく生活できるようになっているというわけです。なので、その効果は恒久的なものではなく、レンズの装着をやめれば角膜が元の形に戻り、その時点で視力は元々の状態に戻るということになります。オルソケラトロジーの一番の利点といえば、なんと言っても、手術をせずに、就寝時以外は視力矯正器具を使うことなく、裸眼で生活できるという点につきると思います。すなわちメガネや...
オルソケラトロジーは軽度の近視の治療にしか使えません。角膜の形を変えることで、入った光の焦点を網膜に合わせていくという方法なので、遠視の場合や乱視、また強度の近視の場合には、「定格のレンズによる一時的な癖付け」で対処するのが難しいのが現実といったところでしょうか。今、オルソケラトロジーを越えたオサートという治療法にも注目が集まり始めているようです。オサートというのは簡単にいうと、オルソケラトロジーの進化型なのですが、進化型というだけあって、強度の近視や乱視、また遠視にも対応できるレンズになっているようです。遠視に対応できるということは老眼の治療も可能だということなので、手術ができず、また器具を...
体の調子が悪かったり、体の器官に不具合が生じると、人は病院にかかったりすることで治療し「完治」を目指します。誰だって快適に、健康に過ごすために、体の機能を良い状態にキープしておきたいと願うのは当たり前のことです。目はものを見るための大切な器官です。病気も去ることながら、視力については悩みも多いとこるで、主な症状には近視・乱視・遠視等があります。オルソケラトロジーは軽度の近視の治療が可能ですが、装着をやめれば目は元の状態に戻るという特徴があります。イメージとしては固いものの上に顔をおいて寝たら、ほっぺなんかに型がついていて、しばらく消えないことってありますよね。ところが、オルソケラトロジーだけに...
「見える目」に大切な調節力 その1視力検査といえば思い浮かべるのはスプーンのような黒い道具を目に当ててCの形をした記号がどの向きに口を開けているかを答える検査じゃないかなと思います。このCの形をしたものはランドルト環というものです。ちなみにあの黒いスプーンのようなもの、最近では形が変わっていて、平たい長方形の両脇下に、三角形の切り込みが入ったものになっているみたいです。スプーンの形をしたものだと目を押さえつけてしまうので後に検査する方の目が正確に測れないことがあるので、進化したらしいのですが、その三角の切り込みが見事に鼻にフィットして固定されるので思わず感心してしまいます。余談はさておき、この...
ほとんどの人が「調節力」を意識しないで、40〜50歳くらいまで過ごします。そしてその頃になると近くのものが見えにくくなり、「老眼になってきた」ということを意識し始めます。これは40〜50歳になるころに、調節力が4Dから2Dに低下して焦点距離が25〜50cmになるので、ものを読むときの平均的な距離である30cm前後の日常的なものを見ることの状態の変化に気付きやすいからだといわれます。老眼=遠視と思っている人も多いかもしれませんが、実は全く違うもので、老眼というのは調節力が衰えることを言いますが、遠視というのは、遠くを見ても近くを見ても目の中に入ってきた光が網膜の後ろで焦点を合わせてしまう状態です...
オルソケラトロジーレンズと酸素透過性とレンズ使用のリスク その1コンタクトレンズを使ったことのある人ならば承知の事実かもしれませんが、レンズの使用に当たってはリスクがあります。それはもちろん感染症もありますが、一般的に最もありがちなアカントアメーバー感染症にかんしてはオルソケラトロジーのレンズがハードレンズであることを思えば、心配は少ないように思います。ハードレンズはソフトレンズと違って、水分を含んでいないので、このアカントアメーバーの感染はほぼないからです。コンタクトレンズが原因になるトラブルは感染症だけではなく、そのトラブルの一番多いものが「角膜に与えられたダメージ」なのだそうです。コンタ...